2015.07.22
80歳になった時、20本の自分の歯を残している状況を目指し、デンタルケアや歯科治療、生活習慣の見直しをして、元気な老後を手に入れましょうというものが、8020運動です。
厚生労働省や日本歯科医師会によって進められている運動です。
江崎歯科では、80歳になった時、必ずしも20本残さなければいけないとまでは思いません。
でも少しでも多く自分の歯を、少しでも長く大事にして残すべきです。
というのも歯や歯茎の健康は、口腔内だけの問題に留まらず、身体全体的な健康を左右しますし、認知症の原因にもなります。
自分の歯で咀嚼をして食事を取り、健康的な毎日を送りたいものです。特にこの高齢化社会、周囲に迷惑をかけず、できるだけ自立して生きていきたいということでしたら尚更、健康な歯をキープしましょう。 江崎歯科としての取り組みはまず、今書かせていただいているこのブログです。
8020運動は正直、70歳をすぎていきなり真剣に考えて、何かを始めても遅いです。
遅くも30代ぐらいから、しっかりとデンタルケアをして、定期的に検診とPMTCを行わなければいけません。
ブログって、高齢の方はあまりお読みになっていないと思うのです。
つまりこのブログの読者の皆様世代こそ、真剣に8020運動に取り組んでいただきたいのです。
もっと言うならば、乳歯がはえたら、もうスタートしているといっても、間違いではありません。
歯は、乳歯が1回、永久歯が1回しかはえないのです。
乳歯が悪ければ永久歯に影響が出るという部分もありますから、そう考えると、小さい頃から歯を大切にしなければならないのです。 また、やたらに「抜かない治療」を目指しています。
今お話したとおり、歯は二度とはえてきませんから、抜いたらおしまいです。
なるべく抜かない治療をおすすめしています。
投稿者:医療法人江崎歯科