2015.06.02
人間は、多かれ少なかれ、誰しも口臭があります。
全く口臭がないという方は存在しません。
また、口臭というのは、24時間365日同じということはなく、状況によって臭いの強さ弱さは変化します。
一番一般的なものは、朝起きてすぐというのは、多くの方が口臭がキツイものですよね?
これは、寝ていることで水分も補給していませんし、咀嚼もないので唾液も出ません。
更には寝ている間も、体内の水分は汗として外に排出されます。
つまり、体全体が水分不足になってしまい、口臭が強くなるのです。
今お話したとおり、体内の水分量は口臭に大きく変化を与えます。
実は疲労しているときも、水分が少ない状況となり、口臭がきつくなる傾向があります。
といいますか、正確には逆という話もあります。
細胞内に水分が少ないと、人間は疲れやすくなります。
結果、疲れを感じているときは、口臭が強くなるということなのです。
これを生理的口臭と呼びますが、これは先ほどもお話したとおり、誰にも起こる現象です。
でも、この生理的口臭が起こるときは、何らかの体の異変が起こっているというサインでもあるのですね。
投稿者:医療法人江崎歯科