2015.07.10
皆様こんにちは。江崎歯科の院長、江崎です。
少し暑くなってまいりましたね。
もうすぐ夏!という空気が流れはじめております。
さて突然ですが、口臭の原因として、よく「歯周病」という話を聞きますよね。
確かに歯周病は、口臭の原因になります。
それは否定しません。
しかし、歯周病の人全てに口臭があるかといえば、そうではありません。
実は、歯周病になったからといって、口臭が発生するとは限らないのです。
本当のところ、歯周病がひどくなって、口腔内で膿が出てしまっているような状況にならないと、ひどい口臭という話にまでは、つながらないのが実情です。
つまり、歯周病になったからといって、大半の方は口臭が出ませんし、直接的な原因は歯周病ではなく、「膿」ということになります。
もちろん、歯周病治療に注力していただきたいのは事実です。
歯周病は口臭だけの問題ではなく、歯を失う大きな原因ですし、糖尿病や認知症と関係性があるとされていますで、そのままにしておくのは危険です。
でも、それが原因で口臭がという話ではないということをご理解ください。
何はともあれ、歯周病は予防が大切。 40歳をすぎたら、定期的な歯科検診とPMTCをお忘れなく!
投稿者:医療法人江崎歯科