2015.05.07
江崎歯科の院長、江崎です。
本日はインプラントの耐久性について、お話していきたいと思います。
インプラント治療は、現代の歯科治療としては、画期的なものであると思います。
昔愛用されていた入れ歯、その後登場したブリッジなどの治療法と比較すると、患者様の使用感、メンテナンスの簡単さなどを考えても、また、他の健康な歯への影響を考えても、デメリットがほとんど無い、優れた治療法です。
実際に治療を行うとお分かりいただけると思いますが、本当に自分の自然の歯のような感覚なので、すぐにインプラントということを忘れてしまいそうなほどです。
しかしやはり人口のものですから、天然の歯のように、「しっかりメンテナンスすれば70年以上持つか?」といわれると、現状では「持ちます」とは言えません。
ただ、「では、どのぐらい持つのか?」といわれても、「このぐらいです」とは言い切れないのです。
なぜかというと、個人差が大きいというのがまず前提にあり、もしそれを加味しないとしても、まだ新しい治療法だけに、症例として数字が出ていないのです。
確実にいえることは、しっかりメンテナンスを怠らなければ、10年以上は持ちますということでしょう。
後は、インプラントの「歯」自体は問題がなくても、その埋め込んだ歯茎の方が駄目になってしまう可能性の方が時期としては早いです。
骨の部分がぐらつきはじめるという感じです。
この場合は、インプラント手術を再度行います。
投稿者:医療法人江崎歯科