2014.12.08
江﨑歯科では、口臭治療に力を入れております。
先日、口臭の原因として、唾液不足のお話をさせていただきました。
実は、唾液不足も口腔内を乾燥させ酸素不足にし、嫌気性菌の動きを活発化させてしまうのですが、本来中性である唾液が酸性に傾いていると、同じく、嫌気性菌が活性化してしまうのです。
つまり本来の唾液の状態である中性にしていくことで、口臭を抑えることができるという事ですね。
では具体的に、唾液を中性にするにはどのようにすれば良いのでしょうか?
一見難しく感じるかもしれませんが、これが意外と簡単です。
実は前日お話した、唾液不足が唾液の酸性化にも繋がっている為です。
唾液が酸性化してしまうのはなぜかというと、唾液が口の中に留まっている時間が長い事があげられます。
要するに唾液量が少ないと、そのわずかな唾液が口内に滞留し酸性になってしまうのです。
ですので、唾液を中性に戻すには、唾液分泌量を増やすことが重要。
そのための対策としてとても簡単な方法が、前回同様ですが、ガムを噛んで唾液を分泌する方法です。
これで唾液を中性にしていきましょう。
投稿者:医療法人江崎歯科